YOGANSU の話
生まれたきっかけ・・・
「YOGANSU」とは、山間の小さな道の駅の再生を夢見た地元の有志が中心となって、「人が来ない場所に人を呼ぶ」ために、悪戦苦闘しながら手弁当で起ち上げた「道の駅発ブランド」です。
人が立ち寄る気配のない築17年の古びた小さな道の駅だった「よがんす白竜」。
まず私達が考えたテーマが「見たことない」道の駅でした。
道の駅として極端にユニークな存在になることで、交通の便に関わらず「わざわざ赴きたくなる場所」、「最終目的地になる場所」にしようと考えたことが全ての始まりでした。
取り組んだこと・・・
人もモノもお金も不足する中で、他の道の駅に対してユニークな存在を目指そうとしたとき、私達の前には多くの壁が立ち塞がり、何度も挫折しそうな心を奮い立たせる必要がありました。
突破口を探して頭を抱えていた時、産直市場で買い物をされたお客様から「こんなモノがあるなんて驚いたわ」というお言葉を頂きました。
お客様に提供すべき価値は「おどろき」だということに気が付いたのはこの時でした。
そして、限られた資源の中で「おどろき」と「よろこび」「くつろぎ」を感じられる様な取り組みを考えて実践しました。
まず道の駅のレストランに薪窯を設置し、駅長自らナポリピッツァの知識と技術を習得して、新鮮で特色ある地元の食材とイタリアの食材を組みわせた本格的な「薪窯焼きピッツァ」の提供をはじめました。
その人気に後押しされるかたちで、パスタやメイン、デザートも提供する地産地消の創作イタリアンレストランを起ち上げました。
産直市場や特産品売場では、「ここでなければ買えないもの」をテーマとして、レストランで使用するイタリア産の輸入食材(ハム、チーズ、ワイン等)や、地元で収穫される新鮮で希少な農産物、それらを組み合わせた加工食品(飲料やデザート等)の販売をスタートし、お客様より「こんな道の駅見たことない」と「おどろき」の声を頂きました。
いまでは・・・
私達が道の駅を引き継ぐ以前の2012年度の年間来場者は「2万人」程度でしたが、4年後の2016年度には「20万人」を超え、年間来場者「10倍増」を達成しました。
そのため週末は駐車場が満車になり、レストランでは1時間待ちの行列ができるようになりました。
その人気を受けて、三原市内の築90年余りの古民家をリノベーションし、本格的なイタリア料理を提供する「Pizzeria YOGANSU」を出店しました。
「薪窯焼きピッツァ」はもちろん、地元の旬の食材とイタリアの食材をナポリの薪窯で焼く「薪窯焼き料理」をご提供しています。
豊富なイタリアワインのラインナップと共に、「おどろき」の料理とお酒を楽しめる別格な店としてお客様から高い評価を頂いています。
将来の夢・・・
これまでがそうであったように、これからも多くのことにチャレンジし、ワクワクするような「もの」と「こと」を造ります。
まず、当社のこだわりが詰まった本格ピッツァをより多くの方に知っていただくために、冷凍「YOGANSU PIZZA」を作りました。今後は、百貨店やスーパー、ECサイト等で広く販売する予定です。
自社農園「YOGANSU FARM」では、自分達で米や野菜を栽培し、メニューや加工食品に使用することによって「安心安全な食」を追求します。現在はイタリア米のDNAをもつ「リゾット専用米」やイタリア野菜を栽培しています。
夢を追い続ける YOGANSU への応援をよろしくお願いします!
YOGANSU
PIZZA
ー ピッツァへのこだり ー
3つの条件
- 安全な食材が「たっぷりトッピング」されていること
- 伝統に裏打ちされた「確かな技術と製法」で作られること
- 技術を活かすための「設備(薪窯など)」が整っていること
生地の5条件
- 小麦粉と水、塩、酵母のみで作る(添加物を使用しない)
- 小麦粉は、国産とイタリア産の小麦粉を2種類以上ブレンドする
- 水は、天然水又は中空糸を使用しない自然濾過型の浄水器を通した水を使用する
- 塩は、天日乾燥した海塩のみを使用する(産地は日本かイタリアであること)
- 酵母は、国産の天然酵母又は家付き酵母を使用する
これらの「こだわり」を日々地道に実践し、スタッフ全員で試行錯誤しながら作り上げる
YOGANSU PIZZAを是非一度味わってください。